ゼンキンメタル HOME > 採用情報 > 社員インタビューFILE #01 洞ノ上
尊敬できる先輩、相談できる同期に恵まれ、日々楽しく働いています。
新しい製品の検査を任せていただけるような知識と経験を身に付けたいと思っています。
高校卒業後の就職先を考えた際、私はとにかく細かい作業が好きなので、ものづくりがやりたいなとずっと思っていました。
いくつかの製造業の会社見学をしたのですが、中でもゼンキンメタルを訪問したときは、社内の雰囲気が良かったのと、挨拶をしっかりしてくださったこと、皆さん優しい方ばかりだったことが印象に強く残り、第一志望になりました。
実は私の父の勤め先でもあったのですが、当時ほとんど父の働く姿を知らず、会社のことも知らなかったので、あまりそのこととは関係なく、純粋にこの会社で働きたいと思って入社を決めました。
まさか部署まで同じになるとは予想していませんでしたが。
実際、日ごろから父とは仲が良いので、同じ職場で働くことが問題になったことはありません。
よく家でも仕事の話をするようになりましたし、父の仕事への理解も深まりました。
技術・品質管理課に所属しており、 出来上がった製品に不具合がないか検査する仕事をしています。
ノギス、ハイトゲージなどを使って、製品の寸法や穴位置に間違いがないか、図面と完成品を見比べて確認したり、傷やバリがないか、実際に手で触ってみてチェックするのが私の役割です。
私はもともと完璧主義なところがあって、なんでも完璧にやりたいタイプなので、この仕事はとても向いているなと感じています。
我ながら少しの不具合でも目ざとく見つけることができることもあるので、「よく見つけたね!」と先輩に褒められることもあり、そういう瞬間はとても嬉しくてやりがいを感じます。
この仕事の難しいところは、ある程度図面を読めるようになる必要があるところかなと。
図面上にはあちこちに寸法や記号が書いてあって、その意味を理解するには記号を覚えなくてはならなくて。
まだ全部覚えきれておらず、必死で覚えている最中です。
そうですね、高校生のときまでは、どこか人任せだったといいますか、何かできなかったり失敗したりしても、今思えば大人がフォローしてくれていたんですよね。
でも今は社会人になって、人任せにはできず、自分がきちんとしなきゃ!という責任感を強く持つようになったので、その点成長したかなと感じます。
実際、入社してしばらくは、自分が検査してOKを出した製品でも、後でNGになって戻ってきたこともありました。
ミスしてしまった、とショックを受けましたが、先輩方は「大丈夫、まだまだ初心者だから仕方ない」と許容してくださり、成長を見守ってくださいました。
考えてみると、上司や先輩から厳しく叱られたことは今まで一度もないかもしれません。
未熟な私を優しく指導してくださって、本当に有難く思っています。
また、同期入社のメンバーが私のほかに4人いるのですが、部署は違っても、お互いに相談し合ったり、励まし合える良い仲間です。彼らと共に、今後も成長していきたいです。
検査部門のトップである係長は女性なのですが、とても尊敬しています。とにかく品質第一でいらっしゃって、わずかな傷も見逃さず、しかも検査のスピードも速いので。
私が迷ったり困ったりしていると、すぐに気付いてくださって、声をかけてくださるんですね。
係長のような女性になることが私の目標です。
私たちが「新規もの」と呼んでいる、これまでにない新しい製品の検査を初めてするときには、必ず係長が担当されるのですが、自分も早く「新規もの」の検査を任せていただけるような知識と経験を身に付けたいと思っています。